ハイペリオン(上)(下)
ハイペリオン〈上〉 | ハイペリオン〈下〉 |
ダン シモンズ, Dan Simmons, 酒井 昭伸 訳
28世紀、辺境の惑星ハイペリオンにある<時間の墓標>へ向かう巡礼にシュライク教団により選ばれた7人。集められた7人の巡礼者達はそれぞれ何故<時間の墓標>へ向かうのかを順番に語り、その6つの(途中で1人が居なくなるから・・・)物語が基本に話は進みます。
私自身SFは嫌いではないのですが、あまりにもSFっぽい異次元的な言葉が多いと受け付けない(「タイタンの妖女」はそうでした)ようです。ですが、この6つの物語は十分に興味を持って読むことの出来た物語でした。そして<時間の墓標>を擁する谷の入り口まで6人で辿り着き、谷の底へと降りていくところで終わってます。その後を読者の想像におまかせする・・・というのかなと思ったら、後書きに「ハイペリオンの没落」という続編が存在することが書かれていました。この先が気になるけど借り物だしねえ・・・続編だけ買うっていうのもねえ・・・と思いながら、買うのは続編持ってるか聞いてみてからでいいかという結論に達したのでした。
- 2005.11.30 Wednesday
- SF
- 23:13
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- by ふくだま